読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

独り言。

シチュエーションCD、BLCDの感想ブログです。

忘備録的な目的で始めたブログですが、作品購入に迷っているどなたかの判断材料の一部になれれば幸いです。

個人的解釈で書いており、ここに書いてあるものはごく一部ですので気になった作品はぜひ購入をおすすめします。









大正黒華族 第三章 ルリヤ

大正黒華族 野島健児 シチュエーションCD

Rejetの大正黒華族第三弾ルリヤの感想を残しておきます。

彼ヲ飼育スルCD 「大正黒華族」 第三章 ルリヤ 声:野島健児

彼ヲ飼育スルCD 「大正黒華族」 第三章 ルリヤ 声:野島健児

 

 ハマればハマるほど(考察するほど)泣けると(私の中で)噂の黒華族ですが

今回は一周目からぶわっと泣きました。

ルリヤくんもヒロインもとてもいい子です。

結末に関してはヒイロ、コヲリに比べてはっきりとしていますが

まぁ、黒華族ですから…ね。

ブックレットは一周聴いて解読するとぐっとくると思います。

そして今回も盤面の言葉が…泣けます。

 ※ブックレットの暗号について

自力で解きたい方へのヒント:書いてある文字をいろは順の一個前の文字に置き換えて濁点をつけたり小文字?にしたり調整すれば見えてくると思います。

ただし最後一か所誤字があります(意図的なものかは不明)

面倒な方は一番下に反転しておいておきます、

 

時間

 CD1枚(56分) 第一節~第六節+フリートーク

もっと二人の仲睦まじいところが欲しいとは毎回思うのですが

 今回もちょうどいい感じでまとまっていたと思います。

前作のコヲリではまったく触れられていなかった過去についても今作はちゃんと説明があります。

 

キャラクター

・風真ルリヤ(cv.野島健児)…野良ネコ。ネズミ退治をしたりコソ泥をしながらその日暮らしをしている。腹ペコ。真っ黒で毛艶のいい耳がトレードマーク。

飄々としていて、何にも縛られず自由気ままでいることを望んでいる。

傲慢でもゲスでも腹黒でも病んでもない、いい意味でリジェっぽくない子だな、と思います。

 

 

・ヒロイン…病弱のお嬢様。聖母。優しさしかない。ルリヤに「リリイ」(あだ名)と名づけられる。

何度でも言いますけど今回のヒロインはとてもいい子。

 

 

以下完全にネタバレですのでご注意を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーリー(個人的な解釈も含まれています)

病弱なお嬢様であるヒロインは療養のために一人親元を離れ郊外の「白百合の屋敷」に住んでいました。

ある日ヒロインが一人でお茶をしていると、どこからか声を掛けられます。

木の上を見るとそこには少年(獣)が。

自らを「ただのしがない野良」と名乗り、

前日から何も食べておらずビスケットのいい匂いに誘われて屋敷に忍び込んだと告げる少年にヒロインはそこにあるビスケットをすべて渡します。

少年はヒロインの厚意に戸惑いながらも「気が向いたらまた来るよ」といい屋敷を後にします。

 

数日後、ヒロインが花の手入れをしていると再び少年がやってきます。

空腹を嘆く少年をヒロインはチョコレートと紅茶でもてなすことに。

獣を見たことがないヒロインは少年(獣)に興味津々。

少年は全身真っ黒の自分が「不幸を呼び込む不吉な黒色」と呼ばれていると言い、自分の近くにいると不幸になるかも…と脅しますが、ヒロインはまったく気にする素振りを見せません。

ヒロインが療養のためにこの郊外の屋敷にいること、両親はほとんど会いに来てくれず一人で寂しく過ごしていることを知った少年は「また遊びに来てやってもいい」と告げ帰っていきます。

 

ある日、久しぶりに屋敷にやってきた少年をヒロインはチョコレート味のビスケットでもてなします。空腹を満たした少年はそのままヒロインのために野良話を始めます。建物の忍び込み方についてやミルクホールの話。

ひとしきり話が終わったところで、ヒロインははじめて彼に名前を聴きます。

しかし彼は「名前はない、昔はあったかもしれないけど覚えていない」と答え

そんな彼にヒロインは彼の瑠璃色の瞳から「ルリヤ」と名付けます。

そしてルリヤはヒロインの呼び名を、彼女がいつも身に着けているユリのペンダントや彼女が世話しているユリの花に準えて「リリィ」と名付けます。

 

ある日ルリヤがヒロインの屋敷を訪ねると彼女は元気がない様子。

一緒に花の手入れをしようと庭に行くと彼女の育てていたユリが一部枯れていることに気づきます。

ヒロインを元気付けるためルリヤは彼女を馴染みのミルクホールへ連れて行きますが、店主に「黒色」ということがバレてしまっていたため(普段は石灰をつけてブチ柄に見せていた)二人は追い返されてしまいます。

周辺住民からの迫害を受け、逃げようとするルリヤに対して、泣きながら住民たちに立ち向かおうとするヒロイン

そんな彼女にルリヤは自分が昔華族に飼われていたこと、一家で出掛けた際に事故に遭い自分一人が生き残ったことを告げ、周りを不幸にしているのは俺だと嘆きます。

 

ある日ルリヤがヒロインのもとを訪ねると屋敷には電話が鳴り響き、ユリはすべて枯れ、彼女には痣があることに気づきます。

ヒロインに真実を問いただすルリヤ。

ユリを刈られたのも、痣も近隣住民からの嫌がらせ。黒猫がうろつくため使用人をやめさせた、という親族からの電話。

精神的な疲労で倒れてしまったヒロインを心配したルリヤは彼女が身に着けていたペンダントを借りて屋敷を出ていきます。

 

ルリヤが向かったのはヒロインの実家(帝都)でした。

街の人間たちから迫害を受け、実家の使用人たちからも暴行されますが

なんとかヒロインの父に会い、必死に彼女に会いに行ってほしいと懇願します。

ルリヤはなんとか彼女の父への説得に成功しペンダントを返そうと屋敷に戻る最中、警官に遭遇します。「黒色」というだけで疑いを掛けられ暴行され怪我を負ったものの、なんとか逃げ出します。

 

ルリヤが屋敷に戻るとヒロインが待ちかまえていました。

大きい病院に連れて行ってもらったこと、嫌がらせも両親がなんとかしてくれたことを聞き、ルリヤはヒロインにユリのペンダントを返します。

そして自分は遠くにいくこと、しばらくあえなくなることを彼女に告げますが「待ってる」と食い下がるヒロインに「いつかお前が本当に幸せになったころに戻ってくる」と言いキスをして去っていきます。

 

フリートーク

野島さんのフリトってなんでこんなに癒されるんですかね?

ゆるゆるっとした喋り方がすごくツボです。

烏の話が神秘的で面白かったです。

「烏は口汚いんです。」

 

SE・BGM

今回も大正っぽさ全快のBGMでとても素敵でした。

BGMとはちょっと違いますけど、主題歌「リリヰ」の歌詞は彼の目線が一番近いのかな、と思いました。 

 


【Rejet】大正黒華族

 

感想

「黒猫は不吉」っていうのは今でもわりと聞きます。

人を不幸にしてしまう系のキャラって既視感があるな、と思ったらBAD APPLE WARSの風紀委員さんでした。彼もつらかった…

そして前回同様、ヒイロ不憫じゃね?…って思わずにはいられませんでした。

ほんと、なんで彼だけキス1回なんだろう、とか想いを伝えられなかったんだろう、とか考えてしまいます。

 

今回は獣を飼うというよりは餌付けするみたいな感じでしたね。

ただでさえ獣には優しくない世界なのに野良の「黒色」だとそれ以上に酷い扱いをうけること、それに対して怯えながらも(諦めながら?)なんとか生きてきたルリヤ。応援せずにはいられないし、彼が必至にお父さんに懇願するシーン、ヒロインのためを想って別れを告げるシーンは号泣でした。

あとヒロインへの嫌がらせを問いただすシーンの口調がとても優しくてやばかった(語彙力)

お腹いっぱいごはん食べさせてあげたい。

 

前回酷評したヒロインですが、今回のヒロインはルリヤの野良話を正座待機しちゃう感じが可愛くて可愛くて。ユリの花言葉がとてもよく似合う御嬢さんでした。

彼女自身屋敷にひとりぼっちで寂しかったっていうのはあるんでしょうけど、ルリヤに対する慈悲深さは彼女がもともともっている優しさだと私は思います。だからこそルリヤを愛する彼女とそんな彼女を想って去っていくルリヤに涙が止まりませんでした。

 

そして今回の結末、ルリヤは大怪我しましたけど生存、ヒロインも持病が治るかは分からないけど死にそうな気配はない。

二人とも生存ですけど、ルリヤが戻ってくることは…どうですかね?

いつも深読みしすぎてどうしても不幸にしがちな私ですけど今回ばかりは考えないことにしました。

ただただルリヤが元気に少しでも長く生きられますように。今はそれだけです。

 

ルリヤだけに限らずもっと彼らとのお話が聴きたいと思うんですが、続編が出ようと彼らが生きる時代?世界?環境?が変わらない限り苦しい展開は変わらないわけで、これ以上彼らが傷つけられたりしんどい思いしたら半動物愛護団体(仮)の私が許しませんよ、って感じなので続編は望みません。でもリジェさんにはこういう作品を望んでますよってことを伝えたいから複数買いするし布教しようと思います。

 

ブックレットの暗号ネタバレ

↓↓

りりい
すこしとおくにいってくる
りりいたおれてるときに
きえるのあやまる
(ゆりのペンダント)かりてく
そういえばりりいとさいしょに
あったのはあのひではない
ああ いやせいかくには
ちがうけど
まっくらなよるにこのやしきにいる
りりいみつけた
しろいゆりのようせいかと
おもった
ふれたくなった
けれどおれはためらった
だからいっかいだけ
しのびこんでおわり
そうおもっていたのに
やさしいこえ
わらったかお
ありがとう りりい
かならずもどる
かならずりりいしあわせにしてやる
おれにまかせとけよ
ちゃんともどったら
おれのはなよめになって
なんてね いわいなよ (いわないよの誤字?)
るりや